松下幸之助氏がいう共存共栄



松下幸之助さんの「著書:実践経営哲学」のなかに、「共存共栄に徹すること」という項目があります。

これについて私は、企業の健全な発展には特に重要であり、経営理念を考える際に大変参考になると感じました。

このように書かれています。

「企業は社会の公器である。したがって、企業は社会とともに発展していくのでなければならない。
企業が事業活動をしていくについては、いろいろな関係先がある。
仕入先、得意先、需要者(=顧客)、あるいは資金を提供してくれる株主とか銀行、さらには地域社会など、多くの相手と様々なかたちで関係を保ちつつ、企業の経営が行われているわけである。
そうした関係先の犠牲において自らの発展を図るようなことは許されないことであり、それは結局、自分をも損なうこととなる。
共存共栄とは、相手の立場、相手の利益を十分考えて経営をしていくということ。
それが企業自体を長きにわたって発展させる唯一の道であるといってもいい。」・・・と

さらにこんなことも・・・

「たとえば、需要者(=顧客)の要請にこたえてコストダウンしていくために、仕入先に対して値段の引下を要求する場合、ただ値引きを要求するだけではいけない。
値段を下げても、なおかつ先方の経営が成り立つ配慮が必要。
もし値引きができないという場合は、先方の工程改善などを一緒にやり、値下げしても十分な適正利益を確保してもらえようにするまでの姿勢であるべき。
そうすると先方から感謝されることにもなる。」・・・と








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